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2026-09-04

矯正治療した後に後戻り?動かないようにするための「保定装置」とは?

矯正治療後の「保定装置」とは?種類と大切な役割について

矯正治療で歯並びがきれいになったら、「これで治療は終わり!」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、矯正治療にはもう一つ大切なステップがあります。それが「保定(ほてい)」です。

矯正装置を外した後は、歯が元の位置に戻ろうとする後戻りが起こりやすいため、歯並びを安定させるために「保定装置(リテーナー)」を使用します。

今回は、矯正治療後に使用する保定装置の種類や、その重要性についてご紹介します。

保定装置(リテーナー)とは?

保定装置とは、矯正治療によって移動した歯を、きれいになった位置で安定させるための装置です。

歯は矯正治療によって動かした直後から、元の位置へ戻ろうとする性質があります。特に矯正装置を外したばかりの時期は、歯の周囲の骨や歯ぐきなどの組織がまだ新しい歯の位置に十分適応していません。

そのため、矯正治療が終了した後もしばらく保定装置を使用し、歯並びを安定させる必要があります。

「せっかく時間をかけて矯正したのに、歯並びが戻ってしまった……」ということを防ぐためにも、保定期間は矯正治療の重要な仕上げの段階なのです。

保定装置にはどんな種類がある?

保定装置にはいくつかの種類があり、歯並びや治療内容、患者さんの生活スタイルなどに合わせて選択します。

① マウスピース型の保定装置

透明な樹脂でできた、取り外し可能なタイプの保定装置です。

透明なので目立ちにくく、矯正治療中に使用していたマウスピースに近い感覚で使用できるのが特徴です。

食事や歯磨きの際には取り外せるため、口腔内を清潔に保ちやすいというメリットもあります。

一方で、取り外せる分、「決められた時間に装着する」という自己管理が重要になります。装着時間が不足すると、歯が動いてしまう可能性があります。

② 取り外しのできるワイヤータイプの保定装置

細いワイヤーと樹脂などを使用して作られた、取り外し可能な保定装置です。

比較的丈夫で、長期間使用しやすいのが特徴です。

ただし、装置の形によっては発音に慣れるまで少し時間がかかったり、取り外しにコツが必要だったりする場合もあります。

③ 固定式の保定装置

歯の裏側に細いワイヤーを接着して固定するタイプです。

自分で取り外すことができないため、装着するのを忘れてしまうという心配がないことがメリットです。

特に前歯など、後戻りを防ぎたい部分に使用されることがあります。

一方で、ワイヤーの周囲には歯垢(プラーク)がたまりやすくなるため、お掃除を気をつけていただきたく、清掃不十分だと虫歯や歯周病のリスクが高まります。

なぜ保定装置が重要なの?

矯正治療で歯を動かした後、歯の周囲ではさまざまな変化が起こっています。

歯を支えている骨や歯周組織が新しい歯の位置に馴染むまでには時間がかかります。その間に保定装置を使用せずにいると、歯が少しずつ元の位置へ移動してしまうことがあります。

後戻りの程度には個人差がありますが、矯正治療を受けたすべての方に起こると思っていただいたほうがいいです。

また、矯正治療をしていない方でも、年齢とともに歯並びは少しずつ変化します。そのため、矯正治療後は、特に長期的に歯並びを維持していくという意識が大切です。

保定装置はいつまで使うの?

後戻りのしやすさは、もともとの歯並びの状態、年齢、食生活、歯ぎしりなどによって異なります。

当院では最低でも1年程度は、日中含めてなるべく長い時間、その後は夜のみ使用して動いていないようなら徐々に使用時間を短くしても構わないとお伝えしています。

ですが、年々矯正しなくても、歯並びは動くように、いつまで保定装置を使えば完全に後戻りしないという明確な期限はありません。

定期検診などで動いていないことをチェックして、使用時間を歯科医師と相談することをお勧めします。

保定装置のお手入れも忘れずに

保定装置を清潔に保つことも重要です。

取り外し式の装置は、使用後に流水で洗い、必要に応じて専用の洗浄剤などを使用しましょう。熱湯を使用すると、装置が変形する可能性があるため注意が必要です。

また、固定式の装置を使用している場合は、ワイヤーの周囲に汚れが残らないよう、歯ブラシやフロスなどを使って丁寧に清掃しましょう。

装置に破損や変形がある場合や、装着すると痛みを感じる場合は、自己判断で使用を中止せず、歯科医院へ相談することをおすすめします。

まとめ

矯正治療は、歯をきれいに並べて装置を外したら終わりではありません。

治療後の歯並びを安定させ、きれいな状態をできるだけ長く維持するためには、保定装置を正しく使用することがとても重要です。

「矯正した歯並びを、これからも大切にしていく」

そのための大切な期間が「保定」です。

矯正治療後も定期的に歯科医院でチェックを受けながら、保定装置を上手に活用して、きれいな歯並びを長く維持していきましょう。

東京日本橋クレア歯科・矯正歯科では、矯正後の保定装置のみのご相談も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

【医院情報】

東京日本橋クレア歯科・矯正歯科

Tokyo Nihombashi Clair Dental & Orthodontics

住所:〒103-0024

東京都中央区日本橋小舟町8番 14号日本橋三越前アムフラット壱番館1階

電話番号:03-6661-6604

FAX:03-6661-6605

アクセス:東京メトロ 銀座線・半蔵門線三越前駅 徒歩5分

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