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2026-07-29

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歯茎から血が出る、口臭が気になる——歯周病の初期症状セルフチェック

「歯磨きのたびに血が出るけど、痛みはないからまあいいか——」コレド日本橋周辺のオフィスで忙しく働く方や、日本橋エリアのタワーマンションから毎日通勤するビジネスパーソンの中に、そのまま放置してしまっている方が実はとても多いのです。歯周病は自覚症状がないまま静かに進行し、気づいたときには歯を失うリスクも出てきます。まずは今すぐ5項目のセルフチェックで、自分の歯茎の状態を確認してみましょう。

まずセルフチェック——あなたの歯茎は大丈夫?(5項目リスト)

歯周病は、初期段階ではなかなか自分自身で自覚できるような症状は出てきません。気になる症状があったら、歯科医療機関での検査を受ける必要があります。とされています。だからこそ、日常のちょっとした変化を見逃さないことが大切です。

5項目のセルフチェックリスト

以下の項目を確認してみてください。1つでも当てはまる場合、歯周病が始まっている可能性があります。

# チェック項目 対応するサイン
歯磨き中や食事中に歯茎から血が出ることがある 歯肉炎(出血)のサイン
口臭が気になる、または家族から指摘されたことがある 歯周病菌による揮発性ガスの発生
歯茎が赤く腫れている、またはブヨブヨした感触がある 歯肉の炎症サイン
歯がグラグラする、または以前より歯と歯の隙間が広がってきた気がする 歯槽骨(しそうこつ:歯を支える骨)の吸収サイン
歯茎が下がって、歯が以前より長く見えるようになった 歯肉退縮のサイン

「痛みがない=大丈夫」ではない理由

歯周病は、かなり進行しないと痛みなどの症状が出てこないため、気づいたときには重症化していることも多く、最終的には歯を失うことにもなる病気です。「痛みがないから問題ない」という判断は、歯周病においては通用しないのです。

歯周病の有病状況——他人事ではない数字

歯周ポケット(4mm以上)の保有者の割合は高齢者層で高値を示し、45歳以上で過半数を占めています。一方、歯肉出血がある人の割合はどの年齢階級も4割前後と概ね一定した値を示しています。[1]

厚生労働省が取りまとめた「令和4年歯科疾患実態調査」では、歯科保健の状況を把握し今後の歯科保健医療対策を推進するための基礎資料として調査が実施されました。[2]

また、2018年に8020推進財団が行った「第2回 永久歯の抜歯原因調査」によると、第1位は歯周病で37.1%を示しています。第2位はう蝕で29.2%、第3位は歯の破折で17.8%となっています。[3] 歯を失う最大の原因が歯周病であることは、このデータが明確に示しています。

当院でも、「ずっと気になっていたが忙しくて後回しにしていた」という方が初めてご来院されるケースが少なくありません。ビジネスパーソンの方にとって、土日や夜間も含めて通いやすい医院を選ぶことが、早期発見への大きな一歩です。

歯周病の進行ステージ——歯肉炎・中等度・重度で何が違う?

歯周病は一日で重症になるわけではありません。「歯肉炎→軽度歯周炎→中等度歯周炎→重度歯周炎」という段階を踏んで進行していきます。それぞれのステージで何が起きているのかを理解しておくことが、早期発見・早期ケアの第一歩です。

ステージ1:歯肉炎(歯周ポケットの深さ 〜3mm程度)

歯周病の初期症状は「歯肉炎」です。歯の表面に細菌の塊であるプラークが付着し、歯肉が炎症を起こして赤く腫れた状態です。炎症の範囲がまだ歯肉に限局されている段階を「歯肉炎」といいます。この時点では、まだ、歯を支えている靱帯(歯周靱帯)や骨(歯槽骨)は壊れていません。[4]

このステージの特徴は、適切なケアを行えば健康な状態に戻す可能性がある、という点です。だからこそ「歯肉炎のうちに受診する」ことが最も重要です。

ステージ2:中等度歯周炎(歯周ポケットの深さ 5〜7mm程度)

歯の違和感や揺れ(歯の動揺)、口の中の粘つき、口臭など様々な症状も現れることも少なくありませんが、まだ気づかない人もたくさんいます。また、歯と歯の隙間が広がり、そこから息が漏れることによって「サ行」が発音しにくくなるなど、発音への影響も出始めます。

中等度になると、歯槽骨が半分近くまで溶け始め、歯がグラグラ動揺し始めます。この段階以降では、歯周外科手術(歯茎を切開して歯石を除去する治療)が必要になるケースもあります。

ステージ3:重度歯周炎(歯周ポケットの深さ 7mm以上)

重度歯周炎になると歯肉はさらに下がって歯と歯の隙間も目立つようになります。歯肉から血や膿が出て口臭は一層強くなり、歯はかなりぐらついて揺れるようになります。もし歯槽骨吸収がさらに進行すると重度歯周炎では、土台を失ってしまい歯は自然に抜け落ちます。

当院では歯科用CTと口腔内スキャナー(3Dスキャン)を導入しており、歯周ポケットの深さだけでなく、レントゲンでは見えにくい歯槽骨の吸収状態を立体的に把握することができます。「今どのステージにいるのか」を患者さんご自身にも大型モニターで確認していただきながら、治療方針をご説明しています。

「歯茎から血が出る」——実は歯肉炎のサインかもしれない

なぜ歯磨きで歯茎から血が出るのか

健康な歯茎は、歯磨きをしても出血しません。歯茎から血が出るのは、すでに「炎症」が起きているサインです。

歯みがきが十分でないと、歯垢(プラーク)が歯と歯肉の境目に増えていきます。プラークの中には、1mgあたり1億個以上もの細菌が含まれます。細菌が産生する毒素によって、歯肉が腫れたり出血しやすくなったりします。[5]

「毎日磨いているのに」という方でも、歯と歯ぐきの境目や歯の間への磨き残しがあれば、プラークは蓄積し続けます。デンタルフロスや歯間ブラシを使っていない場合は、特に注意が必要です。

口臭との関係——歯周病菌が発するガスとは

口臭が気になる場合も、歯周病のサインである可能性があります。歯周病原細菌の代謝産物としての硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイドなどの揮発性硫黄化合物による口臭が、歯周病に伴う口臭の主な原因です。これらのガスは歯磨きや市販のマウスウォッシュだけでは根本的な解決が難しく、歯周病の進行を止めることが口臭改善への近道です。

また、喫煙者は非喫煙者と比較し歯周病に3倍以上罹りやすいといわれており、糖尿病の方も歯周病が進行しやすいことが知られています。[5] タバコを吸う方、糖尿病などをお持ちの方は、特に定期的なチェックをお勧めします。

「歯茎の出血は様子見でよい」は誤解

歯科疾患実態調査では、65歳未満の成人では概ね15%前後、65歳以上の高齢者では10%強の人が歯周関連の自覚症状を有しています。歯周病はよく「無自覚のまま進行する」といわれますが、歯周病に関連する自覚症状を感じている人は、決して少なくないことがわかります。[1]

出血に気づいているにもかかわらず受診を先送りしてしまう方が多いのは、「痛みがないから」という理由が大半です。しかし、前述のとおり歯周病は痛みが出る前から進行しています。出血は身体が発している「早く診てほしい」というシグナルです。

歯周病と全身の健康——口腔内にとどまらないリスク

歯周病は口の中だけの問題ではありません。近年、さまざまな全身疾患との関連が報告されており、歯科の枠を超えた重要性が認識されています。

糖尿病との相互関係

糖尿病の方も歯周病が進行しやすいことが知られています。さらに、歯周病は血糖コントロールにも影響を与えることが報告されており、両者は双方向的に関連しています。歯周病の治療が血糖値の改善に寄与するケースがあることも、近年の研究で示されています。

歯を失うことが健康寿命に与える影響

歯周病は、ギネスブックで「世界で最も一般に蔓延している感染症」といわれています。[3] 歯を失うと噛む力が低下し、食事の質・栄養状態にも影響が出ます。「80歳で20本以上の自分の歯を保つ」という「8020運動」が推進されている背景には、口腔の健康が全身の健康寿命と深くつながっているという考えがあります。

早期受診が分岐点になる

歯周病が原因で歯を抜くに至ったケースは、25〜29歳で約3%、35〜39歳では約3%と報告されており、55歳以降の各年齢層においては歯周病が原因で抜歯に至ったケースが多くを占めています。[6]

若いうちから定期的に歯周病のチェックを受けることが、将来的な歯の喪失を防ぐための最も有効な手段です。

当院では、野田奈菜院長が「自分自身や自分の家族に受けてほしい治療を、すべての患者様に提供する」という診療理念のもと、歯周病の早期発見と丁寧なケアを重視しています。院長は日本顎咬合学会・日本咬合学会にも所属し、歯の咬み合わせと歯周組織の関係を含めた総合的な観点から診断を行っています。

まとめ

  • 歯周病は痛みが出る前から静かに進行する。「痛みがない=問題なし」という判断は歯周病においては通用しません。歯磨き中の出血・口臭・歯茎の腫れは早期受診のサインです。
  • 5項目のセルフチェックで1つでも当てはまる場合は要注意。歯茎からの出血・口臭・歯茎の腫れ・歯のぐらつき・歯茎の後退は、いずれも歯周病の可能性を示すサインです。
  • 進行ステージは4段階(歯肉炎→軽度→中等度→重度)。歯肉炎の段階では、適切なケアで健康な状態への改善が見込めますが、歯周炎(歯槽骨への影響がある段階)になると元の状態への回復は困難になります。早期ほど選択肢が広がります。
  • 45歳以上の過半数に歯周ポケット(4mm以上)がみられ、全年齢の約4割に歯肉出血がある(厚生労働省e-ヘルスネット)。歯周病は特定の人だけの問題ではなく、日常的なセルフケアと定期検診の両輪が不可欠です。
  • 歯周病は全身疾患(糖尿病など)と双方向的に関連。口腔内の健康が全身の健康寿命にも影響することが明らかになっており、歯周病ケアは全身のセルフケアの一環として位置づけることが大切です。

「歯茎から血が出るけれど忙しくて後回しにしていた」という方、まずは一度ご相談ください。東京日本橋クレア歯科・矯正歯科(三越前駅・日本橋駅から徒歩圏内)では、土日も診療しており、お仕事帰りや週末にもお立ち寄りいただけます。歯科用CTと口腔内スキャナーで歯周病の状態を丁寧に確認し、大型モニターで患者様ご自身にも画像をご覧いただきながら現状をご説明します。初診費用の目安は約3,000〜5,000円(各種保険取り扱い)。クレジットカード・デンタルローンにも対応しています。お電話(03-6661-6604)またはWeb予約からどうぞ。

参考文献

[1] e-ヘルスネット(厚生労働省)「歯周疾患の有病状況」kennet.mhlw.go.jp

[2] 厚生労働省「令和4年歯科疾患実態調査結果の概要」mhlw.go.jp

[3] 8020推進財団「8020読本 働き盛りのお口の健康」8020zaidan.or.jp

[4] 日本歯周病学会監修 ペリオブック「歯周病は進行する病気?進行段階とその状態を詳しく解説!」periobook.perio.jp

[5] e-ヘルスネット(厚生労働省)「歯周病とは」kennet.mhlw.go.jp

[6] 厚生労働省「歯周病罹患の現状と対策について(令和3年5月 歯周病対策ワーキンググループ資料)」mhlw.go.jp

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東京日本橋クレア歯科・矯正歯科では、誠実な歯科治療を、すべての患者様へ提供することを大切にしています。三越前駅・新日本橋駅・小伝馬町駅から徒歩5分、人形町駅・日本橋駅から徒歩7分と、各駅から通いやすい歯医者です。日本橋エリアで歯科・矯正歯科をお探しの方は、どうぞお気軽にご相談くださいませ。