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2026-08-25

朝と夜、歯磨きで重視するポイントは違う!?

朝と夜で歯磨きのポイントは違う?矯正治療中のケア方法も歯科医師が解説

毎日、朝と夜に歯を磨いていても、どちらも同じように短時間で済ませていませんか?

実は、朝と夜ではお口の状態が異なるため、歯磨きで重視したいポイントも少し変わります。

朝は、睡眠中に増えた細菌や起床時の口臭、口の中のねばつきへの対策が中心です。一方、夜は一日の食事で付着した歯垢や食べかすをしっかり落とし、睡眠中に細菌が増えにくい環境を整えることが重要です。

特に矯正治療中は、ワイヤーやブラケット、マウスピースの周囲に汚れが残りやすくなります。普段どおりに磨いているつもりでも、むし歯や歯肉炎のリスクが高まる可能性があるため注意が必要です。

今回は、朝と夜の歯磨きで重視したいポイントと、矯正治療中のお口のケアについて、歯科医師がわかりやすく解説します。

朝起きたときのお口は細菌が増えやすい状態

睡眠中は、日中と比べて唾液の分泌量が少なくなります。

唾液には、お口の中の汚れを洗い流したり、酸を中和したり、細菌の増殖を抑えたりする働きがあります。

そのため、唾液が減少する睡眠中は、お口の中で細菌が増えやすくなります。

朝起きたときに感じる口臭やねばつきは、睡眠中に増えた細菌や、剥がれ落ちた粘膜、舌の汚れなどが関係している場合があります。起床時のお口の中をそのままにして朝食をとることが気になる方は、朝食前に水で口をすすぐか、軽く歯を磨いてください。

ただし、朝食前に磨いたからといって、朝食後のケアが必要なくなるわけではありません。食事のあとには、歯や矯正装置の周りに食べかすや歯垢が残るため、可能であれば朝食後にも歯を磨きましょう。

朝の歯磨きで重視したいポイント

朝の歯磨きでは、睡眠中に増えた細菌を減らし、朝食後の食べかすを残さないことがポイントです。

起床後は口をすすぐ

起床後は、まず水で口をすすぎましょう。

お口の中全体に水を行き渡らせるように数回すすぐことで、ねばつきや口の中に残った汚れを洗い流しやすくなります。

口臭が気になるからといって、強い刺激のある洗口液だけで済ませるのではなく、歯ブラシを使って歯垢を物理的に取り除くことが大切です。

朝食後の食べかすを残さない

朝食後は、歯と歯の間や奥歯、歯と歯茎の境目を中心に磨きます。

パンやシリアルなどは細かくなって歯の間に入りやすく、矯正装置にも残ることがあります。

砂糖入りのコーヒーやジュースを飲んだ場合も、そのまま長時間過ごさず、歯磨きまたは水ですすぐ習慣をつけましょう。

急いで強く磨かない

出勤や通学の準備で忙しい朝は、短時間で強く磨いてしまいがちです。

しかし、力を入れて大きく動かすと、歯と歯の間や歯茎の境目に毛先が届きにくくなります。

歯ブラシは軽い力で持ち、1〜2本ずつ小刻みに磨くことが基本です。

短い時間でも、毎回同じ順番で磨くようにすると、磨き残しを減らしやすくなります。

夜の歯磨きが特に重要な理由

朝と夜の歯磨きの中で、より時間をかけたいのは夜です。

睡眠中は唾液が減り、お口の中の細菌が活動しやすい環境になります。そのため、就寝前に一日の歯垢や食べかすをできる限り取り除き、細菌を減らしておくことが大切です。

朝や昼に十分な時間を確保できない場合でも、夜は落ち着いて丁寧に磨く時間をつくりましょう。

夜の歯磨きで重視したいポイント

夜は、歯の表面だけではなく、歯と歯の間、歯茎の境目、矯正装置の周囲まで丁寧に清掃します。

デンタルフロスや歯間ブラシを使う

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の歯垢を十分に取り除けないことがあります。

夜はデンタルフロスや歯間ブラシを使用し、歯ブラシが届きにくい場所まで清掃しましょう。

歯間ブラシは、隙間に対して大きすぎるサイズを無理に入れると歯茎を傷つけることがあります。

歯並びや歯茎の状態に合った道具については、歯科医院で確認することをおすすめします。

東京日本橋クレア歯科・矯正歯科でも私たちスタッフがおすすめの器具をご案内いたします。

歯と歯茎の境目を丁寧に磨く

歯垢は、歯と歯茎の境目に残りやすい傾向があります。

毛先を境目に当て、軽い力で小刻みに動かしましょう。

歯茎から血が出る場合は、歯肉炎や歯周病が隠れている可能性があります。出血する場所を避けるのではなく、やわらかめの歯ブラシでやさしく磨き、出血が続く場合は歯科医院を受診してください。

磨き残しやすい場所から始める

夜は、奥歯の後ろ側、歯の裏側、歯並びが重なった部分など、磨きにくい場所から始めるのもおすすめです。

磨きやすい前歯から始めると、途中で集中力が切れ、奥歯が雑になってしまうことがあります。

毎日同じ順番で一周するように磨くことで、磨き忘れを防ぎやすくなります。

歯磨き後の飲食を控える

就寝前に歯を磨いたあと、甘い飲み物やお菓子を口にすると、再びお口の中に糖分が残ってしまいます。

夜の歯磨き後は、水以外の飲食を控えることが理想です。

ワイヤー矯正中の朝の歯磨き

ワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットやワイヤーが装着されているため、通常よりも食べかすが残りやすくなります。

朝は時間が限られていることもありますが、装置の周りに朝食が残ったまま外出しないよう注意しましょう。

特に汚れが残りやすいのは、次のような場所です。

・ブラケットの上下
・ワイヤーの下
・奥歯の装置の周囲
・歯と歯茎の境目
・歯と歯の間

通常の歯ブラシだけで落としにくい場合は、毛先の小さいタフトブラシや矯正用歯ブラシを使用します。

昼食後に十分な歯磨きができない方は、携帯用の歯ブラシや歯間ブラシを準備しておくと便利です。

矯正装置の周囲に食べ物や歯垢を残すと、むし歯や歯茎の炎症、装置を外したあとの白い斑点につながる可能性があります。矯正治療中は、歯と装置を丁寧に清掃することが重要です。

ワイヤー矯正中の夜の歯磨き

ワイヤー矯正中の夜は、朝以上に時間をかけて装置の周囲を清掃しましょう。

まず通常の歯ブラシで歯全体を磨き、その後にタフトブラシでブラケットの上下やワイヤーの下を清掃します。

鏡を見ながら磨き、装置の周囲に食べかすが残っていないか確認してください。

ワイヤー矯正中は、歯磨きに時間がかかることがあります。眠くなってから磨くのではなく、入浴後など余裕のある時間にケアを済ませておくのも一つの方法です。

朝と夜で歯磨き粉を使い分ける必要はある?

必ずしも朝と夜で異なる歯磨き粉を使う必要はありませんが、さまざまな効果を求める場合は歯磨き粉をわけてみるのもよいと思います。

むし歯予防を目的とする場合は、フッ化物配合の歯磨き粉を選びます。

歯周病や知覚過敏、着色汚れなど、気になる症状がある場合は、ご自身のお口の状態に合った製品を選ぶことが大切です。

歯磨き粉を多く使用すれば、汚れがよく落ちるわけではありません。泡立ちによって磨いたつもりになり、短時間で終えてしまうこともあります。

歯磨き粉の種類だけに頼らず、毛先を適切な場所へ当て、歯垢を丁寧に取り除くことを優先しましょう。

朝と夜、どちらか一回しか磨けない場合は?

基本的には、朝も夜も歯を磨くことが大切です。

それでも、体調や生活環境によって一回しか磨けない場合は、就寝前の歯磨きを特に丁寧に行いましょう。

夜は一日の食べかすや歯垢が残っているうえ、就寝中は唾液が減少します。

ただし、朝の歯磨きが必要ないという意味ではありません。

朝と夜で目的を意識して磨きましょう

朝の歯磨きでは、睡眠中に増えた細菌や起床時のねばつきを減らし、朝食後の汚れを残さないことがポイントです。

夜の歯磨きでは、一日の歯垢や食べかすを丁寧に取り除き、細菌が増えやすい睡眠中に備えることを重視します。

特に矯正治療中は、装置の周囲や歯と歯の間に汚れが残りやすくなります。

朝は短時間でも磨き残しやすい場所を意識し、夜は歯ブラシだけでなく、タフトブラシやデンタルフロス、歯間ブラシを併用しましょう。

東京日本橋クレア歯科・矯正歯科では、歯並びや矯正装置の種類に合わせた歯磨き方法をご案内しています。

歯磨きをしていてもむし歯ができる、歯茎から血が出る、矯正装置の周囲をうまく磨けないといったお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。

【医院情報】

東京日本橋クレア歯科・矯正歯科

Tokyo Nihombashi Clair Dental & Orthodontics

住所:〒103-0024

東京都中央区日本橋小舟町8番 14号日本橋三越前アムフラット壱番館1階

電話番号:03-6661-6604

FAX:03-6661-6605

アクセス:東京メトロ 銀座線・半蔵門線三越前駅 徒歩5分

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